政府は、賃金と物価の上昇の好循環を目指していると言っているが、果たしてそれが可能だろうかと私は思っている。
なぜかというと、日本はほとんど輸入に頼っている。たとえ国産と書かれている商品ですら、その原材料や肥料、飼料は輸入しているわけである。つまり、純国産はほとんど無い。
そんな中、輸出国である海外の物価は上昇している訳である。そうすると、日本国内の物価も自然と上がるのである。そして、その価格に人件費等の経費を上乗せして販売するので、物価はさらに上昇する事になる。
しかし、その物価の上昇に賃金の上昇が追いついていないのが現状であると思う。その為、企業はさらなる賃金を上昇させる訳であるが、その賃金の上昇の原資は販売価格に上乗せする事になる。そうすると、さらに物価が上昇していく流れになるが、今度はまた実質賃金がプラスにならないという現象が起きる。
上記の事を政府は賃金と物価の上昇の好循環と呼んでいるのかもしれないが、我々国民にとっては、賃金が上昇しても実質賃金がプラスにならないのであれば、ただ納税額が増え生活が苦しくなるだけではと私は思う。
そこでおそらく日銀は、金利を上げる事で為替を円高に誘導し、輸入物価を下げようと現在試みている。今後もその流れは止まらないだろうと思う。しかし、その皺寄せはお金を借りている個人や企業にくる事になる。
そこで私は、もっと円を使ってもらえる状況作れれば、円は強くなり自然と円高になるのではと思ったりしている。例えば、アメリカの様に世界中から投資をしてもらえる環境を作ったり、シンガポールの様に観光に力を入れたり等、方法はあるのではと思っている。



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